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LIFE ESSAY 15『定年後が本当の人生』って本気で言ってる?MAR 21.2025-Mor.Friday

―私が思う、本音炸裂の徹底深堀り!―

「定年後が本当の人生」だなんて、本気で信じてる人、まだいるの?


いや、もしかすると信じていたいのかもしれない。長年働いてきたんだから、定年後くらいは楽しいことが待っているはずだ、と。



けれど、その幻想にすがってしまうことこそが、老後の最大の罠だったりする。

定年後に待っているのは『自由』か?それとも『奈落』か?

「やっと好きなことができる」
「第二の人生を楽しもう」
「悠々自適な老後を」

誰がこんな甘い言葉を広めたのか。
確かに、60歳を迎えた瞬間に魔法のように時間が増える。


目覚まし時計に起こされることもなくなり、嫌な上司と顔を合わせる必要もない。

満員電車に揺られることもなくなる。

それだけ聞けば、まるで天国のような気がする。

ところが、そこには決して語られない「現実」がある。

長年会社という組織の中で「役職」という名の鎧をまとい、「仕事」という名のアイデンティティを持って生きてきた人間が、
突然、何者でもない存在になったとき、どうなるか?

「元部長」でも「元社長」でも、「元」のついた肩書きは、
社会ではもはや何の意味も持たない。

これまで誰かが自分に仕事を与えてくれていた。
何をすべきか、どう動くべきか、それを決めるのは上司や組織だった。


でも、定年を迎えた瞬間、すべてを「自分で決めなければならない」人生が始まる。

そして、その準備をしていなかった人ほど、
自分が何をしたいのかも分からず、時間を持て余し、ついには、家の中で「邪魔者」扱いされる。

「お父さん、いつまで家にいるの?」
この言葉を初めて聞いたとき、心が凍りついた人もいるのではないか。

「定年後が本当の人生」なんて、綺麗事にすがるな!

大企業に勤め、バリバリ仕事をこなし、家族を養い、社会的な役割を果たしてきた。
そんな自分が、まさか「必要とされない存在」になるなんて、想像もしなかっただろう。

しかし、現実は残酷だ。

60歳を超えると、社会はあっさりと手のひらを返し、昨日まで「部長」と呼んでいた部下たちは、
「◯◯さん」と、まるで会社に関係のない人を見るような目で呼ぶようになる。

「まだ働けるはずだ」と再就職を試みるが、
「シニア向けの仕事はありますが、時給は900円になります」そんな言葉を投げかけられ、プライドが打ち砕かれる。

貯金を取り崩す生活に不安を感じ、年金支給日を待ちわびるようになる。
「悠々自適な老後」などという言葉が、
自分には縁のないものだったと、ようやく気づく。

「定年後が本当の人生」なんて言ってる場合じゃない。準備はできているか?

定年後を「第二の人生」とするならば、
それは決して「のんびりとした楽園」ではなく、
むしろ「未知の戦場」だ。

本当の問題は、「何をするか」が分かっていないこと。
会社にぶら下がって生きてきた人ほど、
定年後の世界で自分の居場所を見つけられずに迷子になる。

40代・50代のうちに、自分が本当にやりたいことを見つけておく。

それができていないと、定年後はただの「消化試合」になってしまう。

仕事以外に楽しめるものを持っているか?
社会とのつながりをキープできているか?
お金の計算はちゃんとできているか?

定年後に入る年金は月20万円。
そこから税金や保険料を引かれ、実際に使えるのは15万円ほど。
これで30年以上、生きていけるのか?

「なんとかなる」と思っていたら、
いざ70代になったとき、
「こんなはずじゃなかった」と後悔することになる。

「定年後が本当の人生」なんて甘い言葉に騙されるな。
その言葉を信じるのは、準備をしてこなかった人だけだ。

本当に「定年後が本当の人生」にしたいなら、今すぐ動け!

「定年後が本当の人生」なのではない。
「定年後も充実した人生にするために、今をどう生きるか」
それが本当の問題なのだ。

60歳を超えてから「どうしよう」と考えても遅い。

40代・50代のうちに、
「定年後の人生を、どんな形で楽しむのか」を決めておくこと。

仕事以外に、**「自分がやりたいこと」**を持っているか?

社会とのつながりを意識的に作っているか?
定年後の生活設計を具体的に考えているか?

これができていないと、
定年後はただの「暇を持て余す地獄」になる。

定年後が本当の人生? そんなの嘘だ。

本当の人生は、「今この瞬間」から始まっている。



後悔しないために、今すぐ動け!