今日は、こんなお話を少しだけします。
俗に昔からよく言われていた、多くの人達の中では「宗教」と「政治」の話はタブーと言われていましたが、多様性の時代には、それも個人の思考としてコミニュケーションする事も個人の多様性と言われる時代に変化してます。(笑)
確かに、個人がどの様な宗教を信じようが、
選挙で誰に投票しようが、自由な社会で私が冒頭で「属さない」と言うこも、強制的に勧誘するような団体には属さないだけの事にしか過ぎません!
そんな中でも私が最も子供のころから聴いていた「シンプル」な言葉があります!
それとは別に、自然と歳を重ねてくると、今だから好きな言葉も多々ありますので下記に少しだけ書いてみまた。
先ずは、人間はこの世に生まれた瞬間から~
『独生独死 独去独来』!
これは、インドからシルクロードから伝わり中国に渡り、韓国経由で日本に発展した「仏教徒」の言葉で正に、この言葉には「真実と現実」を端的に的を得た言葉であると感心します。
意味としては、独生独死(どくしょうどくし)とは、「人は結局は、独りで生まれ、独りで死んでいかねばならない」と言う事を表しています。
また、人の一生(人生全て)を独生独死(どくしょうどくし)とは、 「独り生じ独り死し、独り去り独り来りて」ということです。
人間の生死を繰り返す営みを、貫く根源的な孤独を説いたものとされており、宗派を超えて的を得た分りやすい言葉と感心します。(笑)
国内における仏教の説法の中には、、
日常に於いて、相手に100%理解してもらう事は無理でしょう。誰もが、他人には絶対に分かってもらえない秘密(思考や概念)があると言われ、、
それは、一人一人が違う経験を積み重ねて来る時に、それぞれが、見ている世界観を自分なりに持ってしまうからと言われています。
そして、それぞれの世界観には異なる特徴と言うものが有るからに他なりません。
この辺りまでは「うんうん」なる程、其々の潜在意識化がまるで違うと言こともよく分かります。(納得)
そこで、冒頭に言ったシンプルな言葉が、どの世代に於いても『お天道様が見てるから』と言う言葉を、爺ちゃん・祖母ちゃんや親から物心が付き始める位から聞かされ続けた言葉です。
補足:「お天道様」とは神様のこと。
これは、シンプルに悪いことをしちゃ神様が見ていますから「ダメ」だよと、分りやすい教えです日本人の大方の人達が潜在意識化にあるシンプルな教えで、その事だけを常に、ことある事に言われていた記憶が鮮明にある。
その後、神様をより深く理解し信仰する人を一般的な呼び方で「神道」と言われています。
参考:教祖を持たない自然発生的な教えであり、主として日本人の間で行われている民族思想である。
その神観念は基本的に多神教的(民族信仰・自然信仰・祖先信仰)であって、神々に対する祈り・祭・社会活動などを伴っている。 神道には歴史を貫く特質・強調点や時代ごとの教説はあるが確立されたドグマ(教義)というものはない。
世界広しと言えど、この教えは「日本国」だけ。これは『信仰=教え』であり、本来では宗教とは表現しない事が普通です!
これが日本独特の「信仰心」であり、日本人は全て『神の子』であると言われています。
これが日本国における『神道(しんとう)』と言われ「経典」もなく、信仰心に伴う道筋としての「祝詞」と言われるもので端的に表現してます。
皆様も経験があると思いすが、お寺でお経をあげてもらった時に何と長い時間がかかるのと(笑)
因みに仏教徒の説法の中ではでは、物事の事象を例えた、話が多く例えば・・・
死後の世界観では『六道輪廻』と言う教えがあります。
注)人間の中心には六動と言われるものが中心あり、天童、人間動、修羅同、畜生道、蛾鬼道、地獄同といわれるもの。(下記の図を参照)
そこで、よく言われる言葉に『輪廻』と言う言葉がりますが、その輪廻が行われる原因は、私たちの執着や無知、そして煩悩にあります。
これらから解放されるには、自分の心を見つめ直し日々の行動を意識的に変えていく必要があるのです。
また、仏教徒の間には『浄土』と、呼ばれる世界があり、すべての存在が平等にあつかわれます。
まず、そこには四苦八苦と呼ばれる人間界の苦しみはありませんし、生老病死の苦しみから解放され、永遠の命を得る事が出来ると・・・
もう一つは、慈悲の心を持ち、善行を積む事。
これは一つの行為が全てを表し、全ての行為が集約されると言ういにです。つまり、、、
最も大切なのは今この時をいかに生きるかです。
直ぐに良い行いを始めることです。
生きる事も、死ぬことも、喜びも、苦しみも、全てつながっているのだと
これも所々に緩急交えて「説法」の教義として伝承されています。
と、今、タブーでは無くなったお話を書きましたが、私は単純明快な『お天道様が見てるよ』これが一番好きですね(笑)
時代と共に固定概念はどんどん変わり、新たな概念が生まれ、常識と言われたモノも時代と共に変化する事が真の「多様性」かと思います。
但し不変なものといえば、それは『良識』です!