最近、面白い話を見聞きし納得したことの一つが「脳は幸せになるためにできていない」ということ。
脳には原始的な「古皮質」と人間らしさを司る「新皮質」があるらしいですが、そのいずれも最終目的は「生きること」「生命維持」の為にあると言うお話です。
不安，嫉妬，恐怖，怠惰などのネガティブなものは生まれつき脳にプログラミングされたもので、これらは全て過酷なジャングルで命を落とさないように脳に備わっている半ば本能です。
つまり「幸せになる」というのは脳にプログラムされてないのです。
放っておくと人は幸せにならない、これを出発点としましょう。
あなたが幸せではない時には、意識的に楽しんだり喜んだりする工夫を教えます。
- １、感謝すること
これ以上に充実した気持ちになれる方法を知りません。依存や不満を打ち消し何と自分は恵まれてる有難いと再確認することができます。おまけに感謝された側との関係も良好になる。良いことしかありません。感謝上手は人生上手です。
- ２、笑うこと
誰もいなくても一人でも一日30回笑う。欧米人を見てると自分のトレードマークというべき笑顔を持っています。あれは楽しいから自然とそうなっているのではなく、彼らは習慣技法としての笑顔を身につけているようです。笑顔の効果は言うまでもありませんね。
- ３、人の死を身近に感じる
１と２は誰もが知ってる当たり前なことなのにできないのは何故か、それはこの人生が永遠に続くと我々が錯覚するからです。それを思い出すために私は死を身近に感じるようにしています。
そうすると、何と命は儚いことか、自分は何と恵まれてるのかと思え、くだらない思考やこだわりを手放すことができて、自然と１と２になります。そうすると毎日生まれ変わったような気になるのだとか。
- ４、死ぬときの言葉を決めておく
死ぬときの言葉とはつまり，自分がどう生きるかの指針です。「妻よありがとう」というには妻を大切に生きなくてはいけませんし、「面白かった」というには面白い人生を歩まなくてはいけません。雑多な迷いを打ち消し進むべき道に自分を戻してくれる効果的な方法だと感心しました。
- この文章を読んだ私的な感想！
私は過去や未来よりも「今」、目の前にある「健康」「環境」「好きな仕事」「幸福感」「安堵感」最後に今の身の丈に合った少しばかりの「お金」に笑顔で有難うと感謝しています。
- 私的な結論。
人は如何なる場合（富る時も、貧しい時も）どちらも不安や恐怖を抱くのは何故なの？ 答えは簡単です。それらが無くなったら、とか、目の前にあるお金だけの尺度で考えて不幸だと常に人も表裏一体であると言う事に気づかず如何なる場合にでも感謝と畏敬の念を持っていれば不平不満の感情はどこかに逃げて行きます。
追伸：どんな時でも自分の住む家は広いとか狭いとかに関係なく「楽」で「居心地」良く住む「知恵」と「ノウハウ」により最高の環境を与えて頂いて感謝しております。人間住む環境は心まで豊かにしてくれます。
『raku-style』はそんな感性からネーミングした「生き様」を大事にしたスタイルです。
