Home

感性とは、感じるか、感じないか!それを判断出来ない人間社会とは?

皆さんは「五感」という言葉をよくご存じですよね!

それは言わずと知れた視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚の5つです。(順番は関係ありません)

これらの基本は、全ての霊長類が持っている感覚や感性です。

その中で人間だけの「感性」が時代と共に希薄になってきている様な気がしています。

その原因が実は何処にあるかご存じですか?

人間は、良いも悪いも「言葉」を持つことにより希薄になったことをご存じ無いでしょうね?

言葉とは脳の進化・発達が地球上で一番進化した霊長類が「人間」と言われているように

言葉により全ての「情報」が伝わりましたが、実は感覚や感性を同時に希薄にしました。

つまりは、未だ感じていないことも、感じる事象(感覚)を言葉で伝える事で理解出来る由縁

からではないでしょか!?

人の人の繋がりはコミニュケーション(言葉)から始まりますが・・・

昔から「言葉」=「情報」という感覚が日常化され、直感とか感覚だけではあまり信じらず

理論的に説明できない場合には「不確かなモノ」というレッテルが貼られてしまいました。

しかし、人間以外の全ての霊長類達の感性は「感覚」だけで数十億年にわたり子孫を繁栄して

いき共に行動を共にして今なをこの地球上に生息しています。

地震予知をが出来る鳥類やほ乳類などが良い例では無いでしょうか、彼らの遺伝子には研ぎ澄

まされた「感覚」が今なを残っています。

彼らは、人間の可聴域(2万Hz)以上の高周波(数十万Hz)と言われる電波をキャッチして

地殻変動の異変までも事前に分る能力が備わっています。(言葉の情報では無い)

私が五感というデザインを、ある時期から目指そうとした理由には幾つかあっリますが、、、

その中でも一番の動機は自分の感覚(直感力)を一番大切にしたいと言う思いでしょうか(笑

つまり、人間社会が如何に住みやすくなるかを考えた時に理論武装された説明科学的な証明

だけに捕われる世界観に文明が何処までも進化し続ける反面、人間本来の感覚や感性と言われ

るものが失われたアンバランスな社会に恐怖を感じたと言うことかも知れません。

本来、デザイナーを志した背景には全ての物事には「バランス」と言われる感覚を大事する

事で、心に居心地の良いバランスを感覚を感じて欲しいと言う思いです。

言いかえれば、全てを取り囲む物事(事象)全体の「調和」という心地よさです。

そのバランスや調和が取れない社会は何処かおかしな社会と化し、本来の楽しい社会では無い

と思い細やかな使命感に燃えています(笑)

弊社の「プロジェクト・E」で行っている音響デザインは「聴覚」の感性を応用しています。

これは、聴覚というから入る「情報」に関して、見ることや触ることも出来ない情報。

時として情報の伝達に見えないモノの「可視化」と言われるモノもありますが、、、、

それらは、あくまでもではなくとしての記録(データ)に過ぎません!

本来は、見えないモノの可視化された「映像」や「記号」等の資料見る前に「感性」を

研ぎ澄まして「聞く」ことに重きを於いて「心地良いか」「心地悪いか」の判断が大事な事で

これ以上でも以下でも有りません。

大事な事は「感性」であり、科学的な根拠は? エビデンスは? 効果効能は? 証拠は? 

と矢継ぎ早に問いかけ資料を読みあさる前にあなたが「心の目で見て何を感じたか」です。

この件は、冒頭にも述べましたが、他の霊長類のなかで人間が一番、脳の発達が優れていた事

による、五感の障害とも思えます(笑)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー編集後記ーーーーーーーーーーーーーーーーー

人は見えるモノで判断能力が何と「87」%も視覚という部分を活用していますが!

見るとは「心」の目で見なければ、実は何も見えていないと言うことを忘れないで下さい。

それが、五感の感性と言われているものです!