Home

蔓延防止法が発令された非常事態だが所用で銀座に出かけた風景は異常事態

1月21日に所用で銀座界隈に出かけましたが~

昨年の6月に急逝された私の恩師に当ると言えば良いのか・・・

正確には佐野 繁次郎(顧問)を筆頭に一番弟子の上野憲男氏や竹内氏、木内氏と早々たる

メンバーで構成されていた「パピリオ化粧品」、注)後のテイジンパピリオの宣伝部に

私も所属することにより、ご縁を頂きデザイナーとしてのきっかけを今にして思い起こせば

後押しをして頂いた気がする。

1900年1月22日(生)~1987年12月2日 87歳没

上野憲男画伯が昨年の6月に急逝後には、当初より計画されていた8月には、上野氏が北海道

が出身地であることから全道をあげて旭川で行われた個展が開催され、その後に続き、、、

銀座の「ギャラリーゴトー」において、「1月20日~1月30日」まで開催のご案内状を頂いて

おりましたので伺った次第でした。

久日振りの銀座界隈を歩いてみれば街の様子は、また、緊急事態と同じ風景になっていた。

前後、どちらを見てもご覧の通りまばらと言うより略、街に人が歩いていない銀座通り!

ニュースでは時折見るが、目の当たりにすると異様さが伝わり、これでは経済が止る訳だ!

特に蔓延防止法は画廊の仕事もあがったりです(泣)

個展が開催される「ギャラリーゴトー」は1998年2月から、現代美術の画廊として末永く、

後藤眞理子氏がオーナーとして運営されている画廊です。

「ギャラリーゴトー」 : https://gallery-goto.com/

氏の作品は私が20代の中頃に最初に購入した作品は、今でもアトリエの正面玄関の壁に掛け

て見守って頂いています。

左の写真は昨年の5月にアトリエを訪問の際。   右の写真は48年前に購入した初期の画。

最近、とみに思う事が人の繋がりが、この世で一番大事な「財産」だと思っております。

何故ならば「主」亡きとも、その先にいる「人」と繋がりで枝葉が茂ります!

人は皆、死ぬときに「お金は、あの世には持っていけないが」~

人の繋がりは、お互いの「思いは、あの世に持っていける」事が身に浸みる今日この頃です。

アトリエ訪問の帰り際に、力強い握手の感触が今でも忘れられません・・・

最後になりますが、氏の作品群はアトリエで100点近く見て思うことは・・・

自身の経験に基づく、感性による感覚や感情や想いの如何なる時にも大事にしていた表現技法

が「バランス」を最も大事にしていたのでは無いかと思っています。

不均衡であれ、逆さまであれ、時にはチグハグであっても、最終的に描き出す瞬間に絶妙

で、自身にしか思いつかない「バランス」感覚を大事にしていたと思われるのは私だけなの

か・・・!?

兎に角、奥が深い描き方に心が惹かれて成りません。(合掌)