SNSが世界中を飛び交う時代は、素晴しい画像で人をその気にさせたり、誘惑に惑わせたりと心が千々に乱れる事が日常に散乱している(笑)ネットや携帯の極小の画面ではこの世で何でも可能な時代です。例えそれが嘘であっても・・・いや、この世は嘘か誠かも判断出来ない時代に既に突入。兎に角にも、書かれたモノや画像で人の心を躍らせたり絶望に落とし込んだりすることは意とも簡単にできる今のネット社会です。
昔から言われるように現代に於ける「砂上に楼閣」社会のような気がします。それは人間の持つ、知恵と言葉を書き、映像でとどめを刺すことが一番人の心に入りやすいからでしょう。 今日はそんなお話しを一つしてみます。
これはフェイク・ニュースと言われる一例です。
少し前に日本で話題になったSNSを使ったフェイクニュースの事例です。
それは2016年の熊本地震の際、動物園からライオンが逃げ出したというツイートから始まりました。
交差点にライオンがたたずみ、いかにもそれっぽい画像とともに投稿されたこのツイートは、瞬く間に拡散されなんとリツートだけで1万7000回以上!
もちろんフェイクニュースですが、情報のインパクトが大きく、ただでさえ不安な被災地の方にさらなる不安をもたらした記憶もお持ちの方もおられると思います。
その影響で近くの熊本市動植物園には電話が殺到し1時間の問い合わせ件数はなんと100件超える事態に。。。
犯人は、ウソの情報を流して熊本市動植物園の業務を妨害した「偽計業務妨害」の容疑で逮捕されこの事件は収束しましたが・・・
実は、人間はフェイクニュースにとても弱いことがわかっています。
ゲント大学の研究では同じ情報に何度も触れることでその情報を信じやすくなるというもの。しかも、かなり強力でこれは頭の良さは関係なく、どんな人でも信じやすくなってしまうとのこと。心理学界ではこれを真実の錯誤効果と呼んでおり、テレビコマーシャルのマーケティングやトランプ大統領のツイッターでも政治的戦略として同じように使われています。
SNSで拡散された情報はせめて出所を!公共電波、個人、著人物、位は最低限に調べて下さい
昨日のコラムでも書きましたが、こちらは全て「アプリ」という鎧を纏い、善悪の判断が出来ない状態にしてお金を出させる手法で幾度となく繰り返し垂れ流す手法はどちらも近いと思いますがね・・・
最後に人間(仕事とプライベート)の本質を知りたければどうすれば良いかという質問にあなたはどの様にしますか?
これらは会社も含めて言えることですが、仕事上であれば初回には必ず相手に会社を訪問してその人の態度や雰囲気、熱量、視線、瞳孔、行動、息づかい、間、等などを10分間程度、話し合えば自身の中である程度の判断出来る事が出来ますが、強いて言えば会社の雰囲気も両面から分かりますからね・・・最後は帰るときに出来ればトイレをお借りしてお帰り下さい。注)トイレはその会社の本質が現れますからね(笑)
因みにプライベートでは、その方のご自宅に行けば全てが分かりますよ 注)但し親しく成ってからですけどね・・・
最後に今日はピッタリの歌をお届けします。植村花菜、作詞作曲 :「トイレの神様」