感性って一体何なんだろうか?
皆さんがよく耳にされる、・・・やっぱり感性が違うんだよね!と!
聞き慣れた言葉ですが、実はその事態がなんなのか漠然としておられる方もおられるでしょうが
私も仕事柄この感性という言葉をよく使う場面が非常に多いと表おります。
そこで取り急ぎコトバンクで調べてみました。
以下、一部抜粋の文章です。
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感性とは,基本的には包括的・直感的に行なわれる心的活動およびその能力でとくに,
印象評価や創造・表現,論理によらない思考や判断(感性知)などにかかわる認知過程を指す。
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したがって,美しさや快さなどの認知や評価はもとより,味覚や嗅覚のように感情を伴う感覚,質感・速度感・広がり感といった知覚的印象の認知も,感性の範疇に含まれる。
感性は,感覚から感情までを含む多様な「知覚」を意味する古代ギリシア語のアイステーシスとも関連する。
アイステーシスから美学が誕生したが,感性も日常的には美意識やセンスの良さに使われる。
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感性はKanseiとして海外にも概念が輸出され,日本特有のものとされることもあるが,
アイステーシスのような考え方や,感性がもともと英語のsensibilityやドイツ語のSinnlichkeitの訳語として入ってきたことを考慮するならば,
むしろ,文化固有の見方や考え方を指すものとしてとらえるべきであろう。
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感性はまた,ヒューリスティックス(発見や直観・経験則に基づく問題解決や意思決定の方法)やひらめき,暗黙知など,
論理的に答えを導くには条件が不足している状況で瞬時かつ的確な判断を下す能力や,既存の知識・概念にとらわれない画期的な発見や創造を行なうこと,
つまりは論理回路とは別の知的判断を行なう過程や能力にも関与していると考えられる。
とまあご丁寧な分析が行われれていますが・・・・
私なりに端的に言えば、一言でその根源は最もシンプルに、直感や第六感と思います。
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感性は意識的,分析的な認知過程というより,無意識的,情報統合的な過程と考えられ感性は「き(生)の芸術」ともいわれる。
これは,感性が学習を経ない生得的な能力であることを含意している。
因みに弊社のホームページも毎年5年間隔で進化していきますがこれも感性の成せる技と思います。
が、しかし感性を維持するとなればそれはプロとして一般の方々には解らない努力が必要と思います。
私が思うに感性には個人の嗜好や経験が関与するため,普遍性に加え,個人差も現れるからです。
これは日々のルーティーンとモチベーションの二つが特にダウジなことと思います。
以前にも書きました派、その二つの継続が感性を常に研ぎ澄まし育てて行く感じかととも考えています。
日常には機能とは違う環境があり、明日は又違う環境の変化!
世の中の事象や変化を捉えながら、自身の魂の軸をぶれることなく維持していくことがもっと難題です。
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この訓練を既に気がつけば半世紀以上意識しながら生きてきました。
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その間に養われ積み重ねられた感性で人生全てが感性で生かされていると思います。