さて、それでは本題に入りましょう。
「整理」と「整頓」はよく混同されがちですが、これらは異なる概念です。
それでは『整理』とは?
「整理」とは、物を必要か不要かで分類し、不要な物を処分するプロセスです。この段階での目的は、生活空間から余計な物を取り除き、本当に必要な物だけを残すことにあります。物を手放す際には、その物の使用頻度、感情的な価値、そして生活における実用性を考慮に入れます。この過程を通じて、物の量を減らし、次のステップである「整頓」に進むための土台を作ります
因みにその事により結果「ムダな時間の削減」「ミスやケガの防止」「判断力アップ」の三つの効果が科学的な見地から分かっています。
「整頓」とは
整理で選び抜かれた物は、「整頓」のプロセスへと進みます。ここでは残った物を適切に配置し生活空間を効率的かつ使いやすく整えます。整頓の際には、物の使用頻度やアクセスのしやすさを考慮し、物を置く場所を決定します。例えば、日常的によく使う物は手の届く場所に、稀に使う物は高い棚や奥の方に置くなどの戦略が有効です。また、物の定位置を決め、ラベルを用いることで、物を素早く見つけやすくなります。
その結果として「整頓」ができていれば、「生産性の効率性がアップ」が期待できます。
整理整頓ができない人の性格分析?
物を捨てられない人の心理と性格 物を捨てることができない人は、過去の思い出や安心感を得るために物に執着する傾向があり、不安や決断力の欠如、責任感の強さなど、心理的な要因も関係しています。
性格的には、完璧主義や先延ばし癖、感情的な面での敏感さがあげられます。
家が綺麗だとどんな効果があるの?
部屋がきれいに整理されていると、心理的な安定感やリラックス効果が得られます。 乱雑な環境では毎日を過ごしていてストレスを感じることもありますが、整った部屋は心地よさが感じられます。 また、物の整理や掃除など、日常の作業を効率的に行え、精神的なゆとりを持てるでしょう。
と、まあここまではよく聞く『教科書』的で面白くないお話ですが・・・
『raku-style』を推奨する私としては!
『raku-style』が提案する住処つくりの知恵と工夫は出来る限り、当初よりそれらの収納場所を造作収納として最初から数を決めて作りますから、整理整頓が常にしやすい環境を提供します。