
また、会えるよ」
そう言ったあなたの声だけが、まだ耳に残っている。
たった一言で、人は何年も希望を持ち続けられる。
バカみたいだよね、って思いながらも、
私は今日もあの日の続きに立ち尽くしている。
LINEの既読が3日間続いたとき、
本当は、終わってるって気づいてた。
でも「今は仕事が忙しいだけかも」と、
何度も何度も自分に言い聞かせた。
ふと、駅のホームで風が吹くと、
あなたが笑ってた日のことを思い出す。
会いたくてたまらない夜を、
「明日には届くかも」なんて理由でやり過ごして、
もう何日が過ぎたんだろう。
「待ってる」って、
本当は希望じゃなくて、
ただの現実逃避だったのかもしれない。
でも、それでも私は、
“愛されていた証拠”を、信じたかった。
もう二度と来ないあなたの足音を、
今も心が探している。
けれど、今日だけは
一歩だけ、昨日から前へ進んでみようと思う。