ご挨拶
はじめまして、またはいつもお付き合いいただいている方々へ。
本日より、新しい試みとして「Essay Collection」をスタートいたします。これまでのライフワークとしてのエッセイ「Life Work Essay」とは少し異なる、知的好奇心をくすぐる内容を目指したシリーズです。
「Life Work Essay」は、私自身の人生経験や感情に根ざした温かい物語を描く場所です。一方で、「Essay Collection」は、現代の社会や哲学的テーマを掘り下げ、読者の皆さまと共に思索を深める場にしたいと考えています。どちらもエッセイですが、アプローチが異なるため、タイトルとサブタイトルを工夫しながら、読みやすい形でお届けしていきます。
どちらのシリーズも、読者の皆さまの心に何かを残せるものとなれば幸いです。それでは、新しい旅の第一歩を共に踏み出しましょう。
目次
- 師走の朝に耳を澄ませて
- 潜在意識の奥にある超潜在意識
- 遠回りの中にある発見
- アルゴリズムが「揺らぎ」を持つ未来
- 見えない力を信じて
1. 師走の朝に耳を澄ませて
師走の朝は、何か特別な静けさがあります。忙しない街の空気も、この時間だけは控えめになり、雨戸越しに差し込む光が部屋をそっと満たしていく。その瞬間、私はふと思うのです。こうして耳を澄ますことで、心の奥底にある何かが語りかけてくる――それが潜在意識というものなのでしょう。
最近よく聞く「アルゴリズム」という言葉。スマホやパソコンが、私たちの行動を先回りして、必要な情報をそっと差し出してくれる。その便利さには感謝しているものの、どこか違和感を覚えるのはなぜだろう。人間が本来持つ感覚とは、少し距離があるからかもしれません。
2. 潜在意識の奥にある超潜在意識
ところで、人間の心には、潜在意識よりもさらに奥深い領域があるのだといいます。それが「超潜在意識」と呼ばれるものです。この領域は、私たちが気づかぬうちに未来を切り開く力を与えてくれる。
ピラミッドの設計を成し遂げた古代の天才たちや、現代に数々の発明をもたらした偉人たち。彼らのひらめきの源も、きっとこの超潜在意識にあるのでしょう。人々は、こうした驚異を「宇宙人の仕業」と片付けたがりますが、それは違います。20万年という人類の長い歴史の中で培われた記憶や感覚が、静かに息づいているのです。
3. 遠回りの中にある発見
人生という旅において、最短距離だけが正解ではない――そう思うのです。潜在意識や超潜在意識は、時には遠回りの中にこそ、隠された発見を見せてくれる。
アルゴリズムは膨大なデータを解析し、私たちに「これが最適だ」と教えてくれます。その精度には驚かされますが、ふと感じるのです。遠回りの中でこそ、私たちが本当に求めていたものや、大切な喜びに出会えるのではないかと。
4. アルゴリズムが「揺らぎ」を持つ未来
もし未来に、アルゴリズムが超潜在意識のように「揺らぎ」を持つようになったらどうなるのでしょう。迷い、悩み、曖昧さを抱える――そんな人間らしさを機械が持つようになれば、私たちはその違いをどこに見出せばいいんだろうか。
ただ、私はこう考えます。それは恐れるべきことではなく、むしろ私たちが新しい可能性を手にする瞬間なのだと。アルゴリズムも超潜在意識も、未来をより豊かにするための道具と言うより昔から言われているジジ・ババの「知恵袋」と言った方が分かり易いあだろうか・・・
5. 見えない力を信じて
師走の静かな朝。耳を澄ませていると、見えないものの力が語りかけてくるように感じます。20万年の記憶と感覚が、潜在意識や超潜在意識を通じて、私たちにそっと未来を教えてくれる。そしてその見えない力が、次の時代を生き抜くヒントを与えてくれる。
私は思います。人生に迷うことも悪くない。見えないものを恐れるのではなく、そこにある可能性を信じてみよう。そうすれば、私たちはまだ見ぬ未来への一歩を踏み出せるはずです。
ハッシュタグ
#冬の風景 #雪景色 #日本の冬 #伝統と現代 #内省のひととき #調和のデザイン #哲学的エッセイ #心を落ち着ける #美しい日本 #静寂と温もり #モダンアーキテクチャ #自然と暮らし
