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神社は「お願いをするところ」ではないってご存知ですか?

皆さんは、時々神社に行くと必ず両手を併せ参拝をてされますよね!中にはお願い事をする人もいますが・・・
それは根本的に間違った参拝方法ですよ~エッ!

先ずは出向いた神社の神様に自己紹介をします。


これはとても大事な事で忘れないで下さいね!
シンプルに住まいの「住所」と「名前」で十分です。

2番目には、今のあなたが何をしているのかの報告です。


一般的にはあなた自身の人生に於いて心に決めた大切な誓いや判断をしなくてはいけない、人生の決断などは参拝した際に神様に伝えるべきだと考えられています。

間違ってもあなた自身の「お願いごと」では決してありません。なぜなら神様は、あなたの願い事を叶えるために存在しているのではなく、あなたの人生を見守り、導き、助けてくださる存在だからです。

自分勝手なことばかり考えた願い事をお伝えしても、神様は聞き入れづらいことを頭に入れておきましょう。

そして最後に一番大事な事が「祈り」です!



自分を超えたところにありるもので、“自分”というもの(=利私の心)があるうちは祈りではないと思います。

利私の心がなくなったところで、ほんとうのお答えが出るように思うのです。

注)「良い祈り」とか「悪い祈り」とか、祈り自体には、良いも悪いもなく、また形も言葉もなくそれは目には見えない(心の想い)のことです。

祈りとは、自分のためではなく相手のためにすることですから私にとっては生活そのものが祈りです。

生活すべてが祈りなので、特別に何もすることはありません。まず生活そのものを大事にするのです。


祈りは自分以外のことを想う「利他の心」からくるもので、、、
お願いは「利私の心」からくるもの。
「自然寛解」(しぜんかんかい)という言葉があります。

これは、病気の症状が何の治療もしないのに、理由もわからないまま消えてしまったような状態の事です。

以前にアメリカでこんなアンケート調査が行われました。ガンの「自然寛解」を経験した患者50人に「なぜ回復したと思うか」と聞いたのです。
その結果は驚くべきものでした。

一番多かった答えは「祈る事」。


複数アンケートで、祈り68%・瞑想や運動64%・ウオーキング52%・音楽50%という数字が報告されたようです。
祈る事に大きな効果があるという結果となりました。

そしてこれは何も、病気だけのお話ではないように思います。
何かについて祈るということは、常にそのことを考えて、意識していなければ祈ることはできません。

流れ星に願い事を3回言うと叶うという話も、常にその願い事を思っていなければとっさに言葉に出来ません。

まして、祈りの場合は自分以外の誰かや何かに対して祈る訳ですから、祈りの力は絶大のようです
因みに神様も仏さまもその点では同じことを言っています。

いつの日か、神社に参拝される時には3つの事を思い出しながら参拝されることを祈っております。