他人はあなたの苦労なんて興味がない。
駅のホームで派手に転んだ。痛みよりも先に、周りの目を気にしてしまう。
でも、よく考えてみると誰も見てないし、気にもしてない。
それと同じで、こっちがどれだけ苦労してようが、他人には関係ない。
「頑張ったね!」って褒められたくて必死になったりするけど、意外と誰も気にしてないのが現実。
だからもう、他人の評価なんて気にせず、自分のために生きてやるって決めた。
って思った矢先、また転んだ。しかも同じホームで。
人生、そんなもんだよね。
完璧主義って、ただの言い訳でしょ?
「もうちょっと準備してから…」
「ちゃんと形にしてから…」
言い訳のレパートリーだけは一流な自分。
で、結局やらない。始めない。いつまでも考えてるだけ。
完璧を目指してるんじゃなくて、やらない理由を探してるだけだったんだよね。
だから、下手くそでもいいからやることにした。
人生って、案外適当にやってる人のほうがうまくいったりするから、ちょっとズルい。
幸せを探しすぎると、不幸になるらしい。
「もっと幸せになりたい」
「もっと自由になりたい」
気がつけば、”もっと”ばっかり言ってる。
でも、”もっと”の先には終わりがないんだよね。
「もう幸せだな」って思えるのって、たぶん今この瞬間しかない。
公園のベンチで食べるコンビニのおにぎりがやたら美味しい日とか、
電車でたまたま隣に座ったおばあちゃんと話が弾んだりとか。
そういう一瞬の幸せを噛みしめられる人が、本当に幸せな人なんじゃないかと思う。
才能があっても、努力しないと何も起こらない。
「あなたは才能があるね」…で?
何もしてなかったら、ただの “才能ある人” 止まり。
プロになれるわけじゃないし、お金が稼げるわけでもない。
結局のところ、努力しないと何も起こらない。
「才能はあるのに、もったいない」って言われる人、大体、努力しないから何も成し遂げないんだよね。
言葉より行動のほうが信用できる。
「変わる!」「頑張る!」「やる!」
口だけの人、たくさんいるよね。
でも、実際に動いてる人はほんの一握り。
どれだけ綺麗なことを言っても、やらなかったら意味がない。
「言葉よりも行動を見ろ」って、母ちゃんが昔から言ってた。
あの時は「うるさいな」って思ってたけど、今になって沁みる。
過去は変えられないし、未来も読めない。
「もしあの時、違う道を選んでたら…」
…って考えても、タイムマシンはないし、過去は変えられない。
じゃあ、未来は?
…こっちも予測できないんだよね。
だったら、過去を後悔するより、未来を心配するより、今できることをやるしかないじゃんって話。
「今を生きる」って、シンプルだけど最強の生き方かもしれない。
私たちは、確実に死に向かってる。
これ、みんな知ってるけど、あんまり意識しないよね。
でも、事実なんだよ。生まれた瞬間から、人生は死に向かってる。
だったら、悩んでる時間がもったいない。
言いたいことがあるなら今言う。
やりたいことがあるなら今やる。
だって、「いつかやろう」って思ってるうちに人生終わっちゃうんだから。
エッセイのテーマ
このエッセイは、「人生のリアルな真実」を、
ちょっと飾らず、ちょっと笑いながら、でも本質的に書いてみた。
だって、みんな薄々気づいてるんでしょ?
人生って、そんなにカッコよくも、綺麗でもないって。
でも、それでも生きてくしかないし、たまにはクスッと笑える瞬間があるなら、
それでいいんじゃないかなって。
エピローグ『結局のところ、人生ってそんなもん』
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でも、それでいいんじゃない?
「生きるって、めんどくさいよね。」
これが、私の正直な気持ちだ。
朝起きて、仕事して、飯食って、風呂入って、寝る。
その間に、悩んだり、誰かとケンカしたり、ちょっと楽しいことがあったり、どうでもいいことで笑ったり。
で、また同じような一日がやってくる。
それが、人生。
「もっと幸せになりたい」「もっと成功したい」って、みんな言う。
でもさ、”もっと”の先には終わりがないんだよね。
次の幸せを求めて、次の成功を目指して、気づけばずっと走ってる。
そうやって”もっと”を追いかけるのも、まあ、それはそれで楽しいんだろうけど。
私はたぶん、「今日のコーヒー、うまかったな」って思えるくらいの人生でいいや って思う。
そういえば、昔の友達がこんなこと言ってた。
「結局さ、人生って、大喜利みたいなもんじゃない?」
真面目に生きても、ふざけて生きても、最後は『はい、終了〜』って終わるんだから、
どうせなら、ちょっと面白いこと言って終わりたいじゃん、って。
で、それを聞いた私は「なるほどね」って納得した後に、こう思った。
「…でも、私、大喜利めっちゃ苦手なんだけど?」
そんなわけで、私は私のペースで、ぼちぼち生きていく。
あれこれ悩むこともあるし、落ち込む日もあるけど、まあ、なるようになるでしょ。
「今日の空、いい感じじゃん。」
「この前買ったパン、意外とおいしい。」
「ちょっと泣いたけど、明日にはケロッとしてるかも。」
そんな風に、ゆるく、適当に、でもちゃんと自分の足で。
大喜利の答えは出せなくても、笑える人生にしてやるさ。
— そういうわけで、この話はここでおしまい。
読んでくれたあなたに、ありがとう。
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