人間の欲望と承認欲求は、脳内にドーパミンを放出させ、瞬間的な快楽をもたらします。
しかし、これが過剰になると「業」と呼ばれる貪欲に変わり、深刻な問題を引き起こすことがあります。
ドーパミンは、適度であれば目標に向かう意欲となりますが、過剰になると制御が効かなくなります。
ギャンブル依存症やアルコール依存症、セックス依存症、万引き依存症、ドラッグ依存症など、さまざまな依存症がその結果として現れます。
これらの依存症は、家庭崩壊や社会的破滅、さらには犯罪行為につながることもあり、非常に危険です。
お金への執着が一攫千金症を生み出し、日々のストレスからの逃避がアルコール依存を引き起こします。
また、性的快楽を求めるあまりにセックス依存に陥り、スリルを求めるあまりに万引きに手を染めることもあります。
薬物の使用がやめられなくなり、ドラッグ依存症となることも少なくありません。
これらの結果として、家族を失い、職を失い、最終的には警察に逮捕されることになります。
このように、『貪欲から来る承認欲求』は、非常に危険な結果をもたらすことがあります。
私的な立場からですが、強く訴えたいのは、欲望をコントロールし、何事も「程々」にすることが非常に重要だということです。
例えて言えば、薬は適切に使えば妙薬となりますが、過剰に使えば毒になります。
それと同じように、欲望も適度に抑え、バランスを保つことが大切です。
人間は欲望を持つ生き物ですが、それに振り回されることなく、自分自身をコントロールすることが重要です。