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今から50年前の1972年に、建築家の黒川紀章氏が誕生させたカプセルタワーが老朽化が進み費用の面などから解体となりました(涙!

【50年の歴史に幕…「中銀カプセルタワービル」老朽化で解体へ 別れを惜しむ声が続々と】日本の現代建築の傑作の一つとして知られる「中銀カプセルタワービル」の解体工事が始まりました。こんな記事をここ2~3年の間にかけてよく見ていましたから・・・

まだ私が30代の駆け出しの頃に約1年間位住んだ経験があります。

当時から中は超モダンな近未来なデザインであったことを覚えております。家賃は確か5万円で敷金や礼金もなく、契約後、5万円の前家賃を支払えば、トランク一つで住めるアメリカのアパートの考え方も素晴らしく思いました。

当時、他の賃貸からすれば2倍以上はしていたかと思います。

当時の賃貸住宅は極々決まりきったアパートが主流の時代!この当時では既に自営でインテリアデザインの仕事も低迷期でしたが」なんとか頑張っていた時代でしたね。

その後、赤坂の大きいワンルームマンションで(40㎡)に移転し、その1年後には南青山に事務所を本格的に構えた時代の思いがある時代のカプセルハウスです。当時のカプセルタワーの経験が正に今、『raku-style』(当時の黒川氏はキューブリズムと表現)に時代が動き出したことだけは確かに思います。

あれから40年以上経過しましたが、ふと気づけば本来のキューブリズムに沿う『raku-style』のコンセプトと同じです。

その、未来を見据えた黒川紀章の洞察力にリスペクトです。

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