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慌ただしさも一息の師走に浸る昼に、一人静かに2020年を振り返る。

皆様も仕事納めも過ぎ、思いもよらず精神的にはのんびりされているかと思います。

私事ですが、意外と年末の慌ただしい「師走」という言葉に子供心の思いが募ります。

そんな中で2021年の記事に、今年もマスコミのニュースでは定番と扱われる「2020年に亡く

なった人達」と言う番組に、その人「篠田桃紅」氏の名前を見た。

私に好きな言葉に「運命の前では、いかなる人も無力。だから、いつも謙虚でいる。」とか

「人生、やりつくすことはできない。いつもなにかを残している。」という言葉も100歳以上

生きた篠田氏ならではの重々しい言葉です。

何かをやり残しているからこそ、次の日にはその「何か」をやり遂げたいという明日への活力

を感じさせてくれる言葉が多数綴られています。

また、人生はかげろうの様なもので捕まえようと思っても捕まえられないものと言う奥の深い

言葉が自身もこよなく好きですね・・・

言葉もそうですが、ことごとく作品にエネルギッシュで独特な水墨で描く魂の表現が強烈です

                    「静」
        「花ぞ昔」                
                   「相聞」
                    「船」

こんな素敵な作品を見ながら、師走の一時を過ごしております。

それでは皆様もよいお年をお迎えくださいませ。