
「リアルは地味だけど、SNSではキラキラした人生をやっています」
いや、そんな時代になって久しい。
どこかのカフェリラックスで映えるラテアートを撮り、
「休日はお気に入りのカフェで☕️」なんて投稿するけど、
実際は、隣のテーブルの人が写真を撮る気になって、リラックスどころ
じゃない。
まさか、そのカフェにいる時間より、
投稿のキャプションを考えている時間のほうが長いという、ね。
SNSとリアル、どっちが本当?
SNSには「#映え」の魔法がある。
フィルターをかければ、なんだかそれっぽく見える。
かつて、誰かが「海外旅行しよう」なんて投稿したら、
「すごい、自由で羨ましい!」とは思えないかもしれない。
それでも、現実とはというと、
飛行機が遅れてホテルのチェックインに思い悩み、
空港のベンチで仮眠しようとしたりする。
「#空港宿泊」「#寝不足旅行」なんてタグは、 SNS的には需要がない
から。
生きてる人ほど、リアルがしょぼい?
SNSで「人生楽しんでます!」オーラを出す人ほど、
実は日常がつまらなかったりする。
・「仕事が充実してます!」 → 実は職場で孤立してる
・「パートナーとラブラブです」 → 実は喧嘩喧嘩
・「投資で成功しました!」 → 実は生活費ぎりぎり
それでも、人はそこに騙される。
「他人のキラキラ」を見せられると、
どうしても自分と比べてしまうから。
「自分の人生、このままでいいのかな…」
そんな気持ちにさせられるのが、SNSの本当の力なのかもしれない。
結論:SNSは映画のようなもの
SNSって、「当然いいとこだけ切り取った映画のような」ようなもの。
カッコよく見えるのが目的だから、リアルとは違って。
でも、映画のことばかり見て、本編を見ない人生を過ごすのはいいのか?
SNSに映える人生を生きるより、
自分の人生の「本編」を正しく楽しむ方がずっと、
リアルで面白いはず。
映えより、実体験。
投稿するより、まず生きる。
そんなことを思いながら、今日もまた、
誰かの「充実した日常」を流してしまいましたけどね。